山径独歩(やまみちひとりあるき)
のんびり里山ハイキング
2018年9月28日


「国土地理院発行の2万5千分の1地形図
(羽黒・中飯)」

ルートタイム

1  大川戸駐車場       09:55
2  三登谷三山頂    10:35  〜  10:45
3  雨巻山山頂   11:25  〜  11:45
4  御嶽山山頂   12:40  〜  12:45
5  足尾山山頂   12:55     
6  大川戸駐車場   13:30     
 先週、日光の赤薙山に行ったばかりだが、朝起きたらなんとも清々しく気分の良い天気だったので、どうしてもどこかに登りたくなり、家から車で30分ほどで行ける雨巻山に行ってみることにした。
 急いで準備をして、家を出たのが9時頃で、登山口の大川戸駐車場に9時30過ぎに到着。駐車場のトイレで用を足し、歩き始めたのが10時前であった。
雨巻山
雨巻山
 大川戸駐車場はそこそこ広く、駐めやすい駐車場だ。
 いわゆる仮設トイレだが、掃除の行き届いたトイレもある。
 駐車場からはまず舗装された道を進む。
 昔はこの先に大川戸温泉があり、そこまで続く道のようだが、現在では営業していないとのこと。
 ほどなく右に登山道の分岐があり、そちらへと進む。
雨巻山
雨巻山
 のんびりと登って40分ほどで最初の三登谷山山頂へ。ここからは西側の日光方面の展望がなかなか良い。それほど広くはない山頂だが、ベンチとテーブルがあり、景色を眺めながら休憩に適した山頂だ。
雨巻山
 ここからは稜線歩きになるので、多少のアップダウンはあるものの基本的にはのんびりした径となる。
雨巻山
雨巻山
 三登谷山から少し行くともう一つの展望台に出る。ここからは南西方面が展望でき、筑波山もきれいに見えていた。
雨巻山
 三登谷山から小一時間ほど歩き、そろそろ雨巻山に着こうかという頃、道が二手に分かれた。標識に「岩の道」と「階段の道」とあり、どちらでも行けそうだが、岩場好きの私は迷わず「岩の道へ」。
 なんのことはないほんの数十m程度だが、なかなか急峻な岩場歩きが楽しめた。
雨巻山
雨巻山
 そこを過ぎると雨巻山山頂はもうすぐそこだ。
 なかなか広い山頂でテーブルも沢山あり、大勢での休憩にも苦労しなさそうだ。展望は今ひとつだが、まあ気分の良い山頂である。
雨巻山
雨巻山
 山頂の隅に展望台の案内があったので、行ってみることにする。下っていくこと数分で木製の見張り台のような展望台が現れた。
 登ってみたが、目の高さより少し下ぐらいまで木の枝が張り出してそれほど展望は良くない。冬に葉が落ちればもっと良さそうだ。
雨巻山
 一旦雨巻山の山頂まで戻り、御嶽山方面への径を進む。ゆるゆると高度を下げていくが、途中、「猪転げ坂」というのがあり、急斜面に細かく九十九折の径がつけられた所で一気に高度を下げる。
 そこが終わるとコルになり、ここからまたアップダウンを繰り返しつつ御嶽山へと向かう。
雨巻山
雨巻山
 何度かアップダウンを繰り返し、最後の急登を登り切ると御嶽山の狭い山頂に到着だ。狭いながらもテーブルがあり、眺めも良い山頂である。
 ここから見えるのは北東方面の景色だ。
雨巻山
雨巻山
 次の足尾山は目の前なのだが、ここからは鎖場のある急斜面を一度下って登り返す必要がある。
 とはいえ、距離は短いので10分ほどで足尾山に到着。ここは全く展望はなく、休憩には適さない。
 あとは下山するだけなのでここはスルー。
雨巻山
雨巻山
 ここの径はなかなか面白い。途中沢登りのように沢が径になっている部分があり、補助ロープなどが設置されているが足元が滑るのでなかなかスリリングだ。
雨巻山
雨巻山
 一旦普通の道に戻ったが、途中また分岐があり、「清滝」という案内板があったので、行ってみることに。
 再び沢の道に足を踏み入れる。こちらはさっきよりも狭く、荒れた感じだ。慎重に進んでいくと数分で行き止まりになり、そこが清滝とのこと。
 滝といっても水量が少なく少々期待外れだが、この深山の雰囲気は悪くない。
 先ほどの分岐まで戻り、歩きやすい径を下っていくとほどなくして山小屋風のカフェが見えてくる。
 「茶屋雨巻」である。今回は立ち寄らなかったが、後日、妻と再び登った時に寄らせてもらった。ピザがメインのお店だが、山中のカフェとは思えないほどおしゃれでおいしい。ここのピザを食べるために、ぜひまたこの山に登ろうと思う。
山径独歩(やまみちひとりあるき)